「見まもり」機能付ガス給湯器が発売されました。

皆様お元気ですか？
最新設備情報の更新が滞ってしまい、誠に申し訳ございません。今後は精力的に更新して、少しでも皆様のお役に立てられるように精進いたします。

さて久しぶりの話題は、申し訳ございませんまたノーリツさんに関することです。
「ヒートショック」の話題はもうご存知かと思われますが、入浴中の死亡事故は全国で1万9,000人。この数は交通事故死亡者（4,117人）の約4.6倍であり家庭内の身近な危険と言うことができます。とりわけ浴槽での死亡者の90％は65歳以上で、心配停止から5分で蘇生率50％、9分で10％となります。次のグラフをご覧ください。

入浴事故を脱衣所・洗い場・浴槽内に分けると圧倒的に「浴槽内」が多く事故に気づくのは「家族」でどうして事故に気づいたのかは「なかなか出てこないから」おかしいと思った」という結果とであります。
また浴槽内（入浴）の事故を掘り下げて見ると「ヒートショック」と「のぼせ」が主原因なのです！

ヒートショックでは急激な温度変化（脱衣室・浴室の寒さ、高温入浴）が原因で血圧の上昇により心臓への負担が増え、
のぼせでは長時間の入浴で血圧が低下し意識障害を起こすことで事故につながります。
どちらの原因にしても同居家族が早く気づいていれば未然に防げる事故であるのではないでしょうか？

前置きが長くなりましたが、ノーリツの新しいガス給湯器「GT-C62シリーズ」はこのような入浴事故を減少させる「みまもり機能」を搭載しています。

その機能とは・・・。

1）ヒートショック（高温入浴）に対応する「ゆるやか浴機能」
いきなり熱いお湯はいるのではなく－2℃でお湯はり、入浴を検知したら設定温度までたきあげ
2）のぼせ（長時間入浴）に対応する「自動入浴タイマー機能」
入浴検知後タイマーで入浴時間をカウント、5分後とにお知らせ音
3）同居家族の気づきの遅れに対応する「浴室モニター機能」
台所リモコンに入室・入浴の状況をお知らせ

の3つの見まもり機能でサポートします。
高齢化社会になり自動車事故をサポートする車が話題ですが、それよりも身近な危険である浴室事故をサポートする機能は今後マストなアイテムといえるのではないでしょうか？そんなことを思うと、ガス給湯器の視点から商品を開発していただいた、ノーリツさん、ありがとう！Fantastic！

みまもり機能の説明動画がユーチューブにアップされました！　https://youtu.be/ZBJx-XwhE2g

追伸：GT-C62シリーズの商品展開は次のようになっています。

既存の商品体系　　　　　　　　　　GT-Cの商品体系