ノーリツ偏に続き、リンナイ偏のスタートです。

今回のリンナイビルトインコンロの最大の特徴は”新グリル発想”です。
従来の焼き網から”ココット”・”ココットダッチオーブン”への進化です。
こちらを使う事のできる機種はデリシアとグリレシリーズのみとなっていますので、お間違えのないように。

まず初めにお伝えしておきたいのは、ココットを使用すればグリル庫内の汚れが99.9%カットされるというのです!
言い換えればほとんど汚れないということですが、本当でしょうか?今回の実演で検証したいと思います。

リンナイの営業マン曰く、納品段階ではココットは付属しておらず、オプションなのでできれば付属のグリルプレートは使用せず、ココットを購入してはじめからココットで調理をすれば、グリル庫内はきれいなままです!とのこと。このことを知っていると知っていないとでは大きな違いですね!
ということはココットは必須アイテムでありますが、ナント、12月31日までデリシアキャンペーンということで、デリシアお買い上げの方はキャンペーン応募でもれなく”ココット”か”ココットダッチオーブンがもらえます!

ココットはノーリツの”スマートコンロ”同様ノンフライ調理に対応していますので、新たにノンウフライ調理器を買う必要がありません。

以下、リンナイ「デリシア」実演の報告です。

ノーリツ”スマートコンロ”はスマートに。リンナイはPOPから気合が入っています。

まず手始めにウインナーの炒め(ノンフライ)です。そのあと、「塩麹チャーシュー」をいただきました。

ウインナー炒めは油で炒めた味とはまたちょっと違う味で1つの食材で2つの味が楽しめます。塩麹チャーシューはほとんど料理したことのない男の営業マンが調理したのですが、簡単でとってもおいしい仕上がりでした。驚いたのは、ダッチオーブンの下に余分な油が落ちており、フライパンで調理するよりずっとヘルシーな調理方法である事を実感いたしました。

ノーリツの実演も含め、もうおなかいっぱいで限界なのですが、最後にスーパーで売っている惣菜のハンバーグをデリシアのオート調理機能を使い調理いたしました。

ハンバーグをフライパンで調理すると火加減がとても難しいのですが、油も使用せずオート調理で1発でできました。ちなみにココット、ココットダッチオーブンのオート調理機能はデリシア100Vタイプの機能です。乾電池仕様はマニアル操作となりますのでご注意願います。

安いお惣菜(わざと安いのを購入したそうです)にかかわらず、箸を入れると中からおいしそうな肉汁があふれてきました。
中もちゃんと火が通っておりとてもおいしくいただきました。オート調理でもう少し焦げ目をつけたい場合はお好みで再度火を通していただけば、お好みの焼き加減で調理する事ができます。

さてこの画像は何でしょうか?信じられないかもしれませんが、上記の調理を終えたあとのグリル内部の受け皿です。全く油はついてません。しかも何回も実演をしていますが、1度も洗った事がない状態でこの美しさです。さすが庫内の汚れ99.9%カットは伊達じゃありません。イヤーびっくりしました!

総合評価:今回ノーリツの”スマートコンロ”とリンナイのデリシアシリーズの対決でしたが、どちらもガスコンロの範疇を超えてまさしく”調理器具”に昇華したものであると感じました。両者ともすばらしいのですが、使う人が何を求めているのかが問われるのではないでしょうか。”スマートコンロ”の場合はスマーフォンからの指示で火加減の設定を含め自動で調理してくれるのでとても便利であります。しかし家に無線LANのシステムが構築されてないと使えないので、この条件をクリアする必要があります。デリシアシリーズはとにかく汚れないし、じっくり料理を作りたい人向けです。結果簡単調理VS清掃性のどちらに重きを置いて選ぶかなのだと思います。いずれにしてもどちらを選択しても十分満足の行く商品であることは実演を通じて実感いたしました。

株式会社リルファナカジマ