本日はマンションリフォームの事例をご紹介いたします。こちらのマンションでは既に数十件老朽化に伴う給水・給湯配管の更新工事を行っており、それに伴い水回りの改修もご依頼いただきました。タイミング良く子育てエコホーム支援事業の助成金が出ておりましたのでお客様も喜んでおられました。給水・給湯配管の更新は水道管が鉄管(SGP-B)給湯管が銅管から架橋ポリエチレン管に更新して赤水、漏水の不安の解消となりました。設備機器はシステムバス、トイレ、システムキッチン、洗面化粧台の入替を行いました。

上記は既存キッチンの画像です。マンションでのキッチンリフォームで注意が必要なのは、レンジフードの排気の出口が固定されているのでそれを考慮したキッチンレイアウトを考慮する必要があるという事です。このマンションでは間取りの違いに伴いいろいろなパターンのキッチンがありますが概ね画像のようなL型キッチンが設置されています。当社ではお客様のライフステージの変化に伴う家族人数の変更などを考慮してL型キッチンは価格が高額なのと有効なスペース活用の観点からI型キッチンを推奨いたしました。収納スペースは観音開きから引き出し式にすることで、同じ間口でほぼ倍のスペースが確保できるのと、この際断捨離を実行していただいて、収納内容の見直しをしていただきました。また当初レンジフードは交換して数年しか経過してないので再利用を希望されていましたが、お手入れ楽なレンジフードに交換することで『家事楽』となり助成金も出るので、最終的に交換することとなりました。

 

 

今回のキッチンはLIXILさんでお願いいたしました。ショールームでの資料として簡単なアイソメ図を描いて打ち合わせを致しました。最終的には壁厚を最大限考慮してI型2400mmのリシェル、浄水器内臓水栓、ASRシロッコファン、別注でビルトインコンロ Rinnnaiマイトーンを設置いたしました。レンジフードのダクトですが天井の懐(フトコロ)があったので150mmのダクトが天井に納まりました。

 

システムバスはLIXILのマンションリフォーム用 リノビオ1116です。

トイレはLIXIL タンクレストイレ SATIS です。

 

洗面化粧台は LIXIL ピアラ W600 です。

今回の子育てエコホームの支援金の内訳は

・高断熱浴槽 30,000円  ・手すり 5,000円 ・段差解消 7,000円

・節水型トイレ 22,000円 ・節湯水栓 5,000円×3台=15,000円

・掃除しやすいレンジフード 13,000円 ・ビルトイン自動調理対応コンロ 14,000円

計 106,000円 でした。

当社では子育てエコリフォームを活用したマンションリフォームを提案しております。

ご用命のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社リルファナカジマ