漏水修繕工事
こんにちは!本日は漏水の修繕工事をご紹介します!
今回のお客様は、ベランダの散水栓から水が漏れ出しているということで弊社にご連絡を頂きました。
水道メーターのバルブを少し開けるとすぐに水が溢れ出してしまう状況で、水道料金もかなり取られているようでした。
今回の原因はマンションで使用されている水道管の種類にあります。
住まわれいるマンションが築49年とかなりの年数が経っており、水道管もビニルライニング鋼管が使われていました。
ビニルライニング鋼管は上の写真のように、内側にポリ塩化ビニル管があり、その周りに鋼管、外周に防食処理が施されている管です。
70年代前後に普及した亜鉛メッキ鋼管の腐食しやすさを解決するために製造された管ですが、今回の場合は築年数がかなり経っていましたので防食処理されている部分がはがれ、鋼管部分が腐食してしまったと考えられます。
水栓付近のつなぎ部分は手で少し動かしただけで崩れ、その先の管も腐食がひどく内側のポリ塩化ビニルが露出してしまっている部分もある状態でした。
その後コンクリートを掘り進めて腐食していない接続部分から塩化ビニル管を新しく繋ぎ、修繕を完了しました。
漏水の場合、お客様が適正な管理をしても発見することが困難な地下漏水のような状況であれば料金の一部が減免される制度がございます。
その制度を受けるためには企業局指定給水装置工事事業者が修繕しなくてはいけません。弊社は勿論その指定を受けた業者ですので、漏水の際の減免申請を行うことができます。
漏水でお困りの方がおりましたら弊社にご連絡ください!