皆さまこんにちは。

今回はエコジョーズからハイブリッド給湯器のエコワンへの交換工事をご紹介いたします。

昨今の光熱費高騰に加え電器・ガスの負担軽減措置も５月でいったん終了となる今、光熱費をどう抑えるかを考えている方も多いかと思います。

今回設置したエコワンプラグインモデルはエコジョーズと比べて年間約45%の節約（※リンナイ試算）できるのに加え、基礎工事と電源工事が不要のため設置費用もエコキュート・従来のハイブリッド給湯器に比べて安く済みます。

そのためこれから給湯器やエコキュートの交換を考えている方はエコワンへの取替も選択肢の一つとして入れていただければと思います。

コンテンツ・目次

工事の流れ

①既設給湯器の撤去

　既設給湯器を撤去します。この時配管類については再利用をするので残したままにします。

②熱源機の設置

　熱源機は既設給湯器が設置されていた位置に取り付けます。

　この時に既設配管の長さが足らず届かない場合は既存位置よりも下げた所に設置をしますので、

　外壁を塗りなおしている場合は以前の塗装が見えてしまう場合があります。

③熱源機への配管

　既存配管の中で唯一給水管だけはタンク側に接続するのでそれ以外を接続します。

　今回は床暖房をご利用のお客様だったので給湯管・暖房管・ガス管・追い炊き管を繋ぎます。

④タンクの設置

　次にタンクの設置をします。本来エコワンやエコキュートのタンクには基礎が必要ですが、今回設置したプラグインタイプはタンクの容量が小さいため基礎を必要としません。代わりにコンクリート架台を使用するので費用を大きく抑えられます。

⑤タンクへの配管

　給水管と熱源機側へお湯を送る管を配管します。給水管については見栄えも考えて埋設しています。

　またオーバーフローの配管を排水管に繋ぎます。

　

⑥ヒートポンプの設置

　次にヒートポンプを設置します。こちらについては非常に軽いのでプラスチック架台を使用します。

⑦ヒートポンプへの配管

　タンクの水をヒートポンプへ送る管、ヒートポンプで温めた水をタンクへ送る管を繋ぎます。

　

　

⑧通信・電源線及びリモコンの設置

　ここまでで機器側の設置・配管が終わったので、各機器を繋ぐ通信線・電源線を繋ぎます。

　今回のプラグインタイプは元の電源を外に設置してある100Vの防水コンセントから取れるため電源を新たに配線することはありません。

　また台所と浴室のリモコンを取り付けます。

⑨試運転

　今回は暖房付きなので床暖房がきちんと運転しているか、湯張り・給湯に問題ないかを確認するために試運転を行います。試運転時間はおよそ３０分～1時間です。

⑩工事完了

　試運転を行い問題がなければ完了です。

　朝９時から始めて終了が16時なので工事時間は1日となります。

最後に

今回設置をしたプラグインタイプの一番の利点は”基礎工事が不要” ”電源を100Vコンセントから取れる”ことかつ ”ランニングコストを抑える” この3点かと思います。

基礎工事と電源工事が不要となったため工期と設置費用が大幅に削減され、現在給湯器をお使いの方でも取替しやすくなりました。

また現在ハイブリッド給湯器を設置すると最大で15万円の補助金が出るので取替をお考えの方は今がチャンスです！詳しくはこちらをご覧ください。

株式会社リルファナカジマ