前に続き外構工事の事例を紹介いたします。

以前からキッチン・浴室・洗面・雹被害のカーポートの屋根のパネル等でお世話になっているお客様から隣地との塀を交換したいという依頼を受けました。現場を拝見すると腰までブロックが積んであるアルミメッシュフェンス(約20m)とコンクリートプレートフェンス(約20m)の2種類のフェンスで構成されており、傾いて危険な状況であるコンクリートフェンスをメインに可能であればアルミフェンスも交換したい、また目隠しとなる素材でお願いしたいとのご要望でした。現場調査を行い既存フェンス図面を作成してコンクリートフェンスの部はエバーアートフェンス センシアR横ルーバー1段をアルミフェンス部にはエバーアートフェンス センシアR横ルーバー2段での提案を致しました。またコンクリートフェンス部は基礎をブロックにすると費用と時間がかかってしますので独立基礎を採用しています。基礎と基礎の間と既存のブロック部と独立基礎の間の微妙なすき間を同じメーカー、タカショーのモクプラボードの部材で塞ぐという提案を致しましたところ無事制約となりました。

左の画像が既存アルミフェンスで右の画像がコンクリートフェンスです。斜めになり危険な状態でした。

上記図面が既存のフェンスの状態です。下記は提案図面となります。

 

左2枚の画像はアルミフェンス側の完成画像です。通常の施工ですと柄の方が隣地側となるので自宅側は黒い状態です。こちらは通常の施工といたしました。

上記の画像でお判りのように、隣地との段差や地盤の高低差のためにフェンスの下にすき間があります。また左の画像のように2種類の施工の違いによりこちらにもすき間があります。それを下の図面のようにモクプラボードの部材で解消しました。(実際には図面を基にモクプラボードが表面に来るように現場で調整致しました)

今回の外構工事は既存の塀撤去を含めて約2週間で完成いたしました。

外構工事のご用命もお待ちしております。

よろしくお願い申し上げます。

株式会社リルファナカジマ