外部 手すり設置工事
今回ご紹介する工事はお寺さん(東中山:東明寺)の外部手すり設置工事です。
「檀家様の高齢化により墓地の階段の上り下りがつらく危険でなので・・・。」という依頼がございました。また付随して外流しの排水が浸透桝に接続されており、その桝が浸透しないであふれてしまうというので何とかなりませんか?というご要望もお受けいたしました。
対象となる階段は3か所で、事前に蹴上の高さと踏み面の寸法を測り、階段手すりの取り付け高さの基準である750mm(75cm)になるように支柱の間隔と勾配を設計致しました。









浸透桝ですが、浸透桝の施工はなかなかプロでも正規の施工法を理解している人はあまり多くないのが現状です。間違えがちなのがただ単に浸透桝(溜ますで雨水を浸透させるために穴が開いているます)を土中に設置するだけと思っている人が多いので、今回の現場のように穴から土が流入して穴が塞がれて浸透しなくなってしまいます。正式な施工は浸透桝の周りに規定の砕石(4号砕石)を敷き詰めて、砕石と土の接する部分に専用の透水シートで覆い、土や泥の侵入を防ぐように施工します。


こちらは施工前の画像です。
浸透桝をそのまま設置してあるので土や泥が侵入して浸透せずにあふれています。


上記は改修後の画像です。4号砕石の周りに透水シートを敷いています。これで土砂の流入がなく水があふれる心配も解消されました。
当社では上記のような外構工事も承っております。
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