みなさまこんにちは!

今回は当社のカーボンニュートラルに対する取り組みとしてペレットストーブのご紹介をいたします。

カーボンニュートラルに関しての詳細は、当社ホームページ:当社の強み:カーボンニュートラルの取り組み https://rirufa.jp/carbon-neutral/ の中で説明させていただいておりますので、よろしければご覧ください。

 

当社がなぜペレットストーブを取り扱おうと思ったのか?それは我が国が2030年度にCO2を13年度比46%削減、2050年にはCO2の排出量ゼロ(カーボンニュートラル)という目標を世界に示したました。その方策として、省エネを推進し、電気を化石燃料でなく再生可能エネルギーや原発?でつくり、できたCO2排出の少ない電力で私たちの生活に係るエネルギーを電化して、足らない分は植林やCO2を地中に埋めることでカーボンニュートラルを達成しようとしています。それはすなわち、今後当社が扱うエネルギーは電気をメインに推進することが要求されるいう事であります。

 

いまの電気の多くはCO2を排出する火力発電で構成されています。それがCO2を排出しない電気で構成されれば地球温暖化に対してとても有効です。しかしその生活はオール電化を推進することになるので、いわゆる「火のない生活」となります。当社では 電化されることで日常で『火』に接することがなくなってしまうことがとても残念だと考えています。

 

最近流行のキャンプやアウトドアに欠かせないものといえば「焚き火」です。小さな火から徐々に大きくして調理をしたり、火を囲んで時間を過ごす。そんなシーンこそがアウトドアの魅力と感じている方も多いと思いますし、私もその一人です。何もしないで火を見ているだけで時間を過ごせるのは、心が安らぎ、お金にでは買えない豊かな心の時間を過ごしていると感じられることが出来るからなのではないでしょうか。これから電化が進む中、そんな豊かな心の時間 を家で かなえられたら!というご要望に対する当社の答えが 『ペレットストーブ』なのです。

 

ペレットストーブは木質ペレットという木質バイオマス燃料を使用するストーブです。木質ペレットは燃焼によってCO2が発生しますが、化石燃料の燃焼とは異なり発生するCO2は樹木が成長する時に吸収した二酸化炭素だけですから、化石燃料のように大気中の二酸化炭素を増加させることはないのです。まさにカーボンニュートラルな燃料なのです!

 

今回、ヨーロッパ、アメリカが主流であるペレットストーブですが当社はmade in japanにこだわりシモタニ様とペレットストーブの販売契約を結ばせていただきました。

 

シモタニ様は岐阜の下呂が発祥で、現在では富山県の高岡市に拠点を移しているところです。11月末にペレットストーブの研修で高岡に伺いました!

高岡は富山市の隣に位置しておりJR富山駅からあいの風とやま鉄道で4つ目の駅です。

古くから工芸都市として栄え、毎年日本最大級のクラフトイベント『市場街』が開催されています。

シモタニさんのショールームも市場街が開催されるメインストリートに位置しています。

左の蔵がショールームになっています。

展示しているペレットストーブ『May』が実際に燃焼可能との事、燃焼状態を確認させていただきました。

下記の動画はペレットストーブ『May』の燃焼動画です

 

富山に移設中の工場も見学させていただきました。。

拠点を下呂から高岡に移しているとお聞きして、改めて職人の街、高岡がシモタニさんとマッチしているなあと感じました。富山と言えばYKKや三協アルミが発祥の地ですが、なぜ富山にアルミの会社が多いのかとシモタニの社長竹平さんに尋ねたところ、アルミの精錬には大量の電力と水が必要で、水力発電の多い富山は電気料金が安いのと、伝統産業の高岡銅器があったので栄えたとの事でした。ちなみに車のホイールで有名なBBSジャパンも高岡に本社・工場があります。また、三協アルミの創業者が竹平社長の祖父であるとの話もお聞きして、連綿たるクラフトマンシップがシモタニに流れているという実感を感じました。

次回は当社にペレットストーブを展示いたしましたので、その様子をお伝えいたします。

株式会社リルファナカジマ