「お湯がすぐに出ない…」を解決するホットエクスプレスのご紹介
11月末となりようやく冬本番の寒さを感じられるようになってきましたね。
この時期になると、水栓のレバーをお湯側へ倒しても
「なかなかお湯が出てこない…」
「お湯が出てくるまで1分くらい水が出続ける…」
「水がもったいない…」
こんなことがあると思います。
朝のいそがしい時間にお湯が出るまでじっと待つのは馬鹿らしいですし、その間の時間も水道代ももったいないですよね。
このような悩みを簡単に解決してくれるのが今回紹介する「ホットエクスプレス」です!
取り付け工事と合わせご紹介しますので、お湯でお困りの方はぜひご参考ください。
また、過去の記事でも取り上げていますので合わせてご覧ください。
1分でわかるホットエクスプレスについて
ホットエクスプレスはLIXIL社から販売されている小型の電気温水器の一種で、即湯システムのことです。
そもそもお湯がなかなか出ない理由は、お湯を使いたい水栓とお湯を作り出している給湯器との距離が大きな要因です。
この距離が長ければ長いほど配管の距離も長いので、中にある水の量も多いということになります。
水の量が多いと給湯器でお湯を送り出してもお湯に代わるまでの時間が長くなります。冬の場合は配管内の水がとても冷たいのでなおさらお湯になるまでの時間がかかります。
これらの影響で冬にお湯がなかなか出てこないといった現象につながるわけです。
そこでホットエクスプレスの登場です。お湯を出したい部分の近くに設置することでタンクの中で作ったお湯と混ぜ合わせ瞬時にお湯を出してくれるシステムなのです。
工事のながれ
今回取り付けを行うのはキッチンの流し下にある収納部分です。
製品自体の高さがあるため、設置にはある程度のスペースが必要となり注意が必要です。高さ以外にも制約があるためあらかじめ設置できるかを工事の前に確認する必要があります。
工事は既存の給湯配管・排水の接続を外し、ホットエクスプレスを中間に経由するかたちで再接続を行います。
加えてアースを含めた電源が近くに必要になります。マンション等のRC構造やキッチン周りに電源が少ないお家ですと隠ぺいでは簡単に配線できないケースもございます。
給湯と電源工事が完了したらホットエクスプレスを設置します。
設置後の様子です。
シンク下の収納空間に収まっています。
もちろん収納も干渉しないですし、表から見たキッチンの見た目を損なうことなく工事ができます。
肝心のお湯は1~2秒で出るように!
今までお湯が出るまでに1分以上かかっていたので大幅に短縮です!お客様も大変喜んでいただけました。
冬のお湯問題をストレスなく
今回はキッチンへ接続を行いましたが、洗面所への設置も可能です。
キッチンで洗い物をするにも、化粧台で洗髪や髭剃り・お化粧をするにも、寒い冬にお湯がすぐに出てくることで日々の日課がストレスフリーになるのでとてもおすすめができる工事になります!
工事の初期費用こそ少しかかりますが、垂れ流しになる水道代がかなり削減できるため長い目で見れば大変お得でもあります。
昨今光熱費が上がってきていることも考えるとなおさらです。
今年の冬は煩わしいお湯の悩みを解消して寒い冬を乗り切りませんか?
工事のご相談いつでも承りますのでぜひご一考ください。