先日、パナソニック リビング ショールーム東京で開催されたインテリアコーディネーター限定の講習会に参加してまいりました。
インテリアコーディネーターの役割は家具や壁紙のコーディネートだけではありません。インテリアの見え方、いわゆる照明の配置(ライティング)に関してのアドバイスも重要です。従来のライティングは白熱灯と蛍光灯の色温度の違いと照度の違いでのコーディネートが主流でしたが、照明器具が白熱灯→蛍光灯からLEDと進化し、また最近になってLEDダウンライトが大変おお求めやすくなり、省エネ性・意匠性の観点からLEDダウンライトを中心としたライティングが最新のライティングとなりつつあります。なかでも、Panasonicが提唱する『シンフォニーライティング』は、今までのライティングの概念を根本から変える、理論と感覚を融合させた手法です。実際に講義を受けショールームで体感して「なるほど!」と実感いたしました。
今回は、この最新の『シンフォニーライティング』をご紹介させていただき、当社の新築、リフォームの現場で採用してゆきたいと考えております。どうぞご期待下さい。

あいまいな感覚をベースに、経験に頼って設計されていた従来のライティング。
パナソニックは、光の効果を心理的・生理的に分析することで、「感覚」の数値化に取り組み、光の効果を普遍化するアプローチを進めています。その成果の例が、光の組み合わせがもたらす「明るさ感」と「くつろぎ感」の科学です。

明るさ感の科学
「照度=lx ルクス」に代わる、光の新しいとらえ方「Feu」フー。
明るさを示す「lx(ルクス)」は床などの一面の照度を測るもの。パナソニックが提唱する「Feu(フー)」は壁、床、天井という空間全体を見た時の明るさ感をトータルに数値化。人間の感覚に近い形で、定量的に表現することができます。

具体的にはあかりだまり(手元の明るさ)と壁のあかりにに目的別配置することで、明るさを保ちながら省エネをはかります。

くつろぎ感の科学
データ解析の結果、他の空間と比較してシンフォニーライティングを採用した空間は、快適感がより高く、覚醒感がより低い心理状態にあり、くつろぎ感がより高いことがわかりました。

シンフォニーライティングの良いところ!

Symphony Lighting(シンフォニーライティング) は
省エネしながら、明るさ感やくつろぎ感が得られます。しかも、シーンに応じてあかりが切り替えられます。

1.壁へのあかりで、明るさ感を得る。
お部屋の中央だけあかりが集中すると、手元照明は確保できますが、空間全体の明るさが不足する場合があります。壁面 へのあかりもきちんとプランニングしましょう。

2.ほどよいあかり分散で、くつろぎを深める。
一ヶ所だけあかりが集中すると、不快なまぶしさが発生することも。人を集わせるあかりだまりや、明るさ感を生む「背景のあかり」、くつろぎ感を深める低い位置のあかりなどを、バランスよく配置しましょう。

3.生活シーンに応じて、あかりを切り替えられる。
あかりを集中して配置せずに、目的別に分散して配置すれば、生活シーンに応じて必要な分だけのあかりを灯すことができます。これが、快適なあかり演出と省エネを両立するポイントです。

LEDダウンライトを主照明としたシンフォニーライティングの
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