内窓設置は今がおトク!【先進的窓リノベ事業】
今回は「先進的窓リノベ事業」についてご説明します。
こちらの制度は補助額がかなり大きいので「断熱性の高い内窓設置・ガラス、外窓交換」に少しでも興味がある方はご一読ください!
先進的窓リノベ事業とは
まずはこちらの制度について簡単にご説明いたします。
【先進的窓リノベ事業】は住宅省エネ2023キャンペーンの3つある補助事業の内の1つです。
以前ご紹介した【こどもエコすまい支援事業】が住宅全般のリフォームに対応しているのに対し、こちらの補助事業は「断熱性の高いガラス・内窓・外窓」に特化しています。
窓の断熱改修を行い冷暖房の使用率を下げることでエネルギー価格高騰への対応、CO2排出量の削減への貢献を目指しており補助上限額は200万円とかなり大きいです。
ちなみに【こどもエコすまい支援事業】にも開口部の断熱改修という同様のリフォームが工事対象になっていますが、こちらとの違いは【先進的窓リノベ事業】の方が「要求されるUW値(熱還流率)が高い」ことと「補助額が高い」という点です。
こちらは後ほど詳しくご説明いたします。
期間
契約日の期間 2022年11月8日~予算達成まで
着工日の期間 窓リノベ事業者の登録以降
交付申請期限 2023年3月下旬~予算達成まで
【先進的窓リノベ事業】の期間は以上になります。
契約日の期間は既に始まっていますが、工事を開始する日は「施工会社が窓リノベ事業者として登録した日以降」ではないといけないので注意が必要です。(弊社は既に登録済です)
また期間の終了が予算の達成までとなっています。
こちらの事業の予算は1000万円なのですが補助上限額が200万円と高く、1箇所あたりの補助額も大きいため予算の達成が早い可能性がございますので気になっている方はお早めに工事をした方がよいかもしれません。
補助額と支給の条件
まずは気になる補助額についてご説明いたします。
補助の対象は「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」の3つの工事になります。
外窓交換に関しては建物の種類で補助額が変わります。
表のB~SSはUw値(熱貫流率)により区分されるグレードのことです。
Uw値が低いほど断熱性が高いことを示します。
Bグレードは4階以上の集合住宅で外窓交換の場合のみが対象なので注意が必要です。
また大きさに関しては最低値が設定されていないためどこの窓でもグレードが満たされていれば補助対象となります。
次に補助金の支給条件についてです。
こちらは「1申請につき補助額が5万円以上」になることが条件です。
内窓設置の場合で例えますとAグレードで大きさが小・極小の窓だけでは補助額が3万円なので補助金は支給されないということになります。
支給条件を満たすために施工会社との打ち合わせが重要かと思います。
断熱窓のメリット
断熱窓にすることで冬場は断熱性が向上し熱の出入りを防いでくれます。
夏場は日射熱による影響を抑えてくれます。遮熱タイプのガラスにすればその効果はさらに上がります。
このことにより夏冬の冷暖房の年間使用率が落ちます。
長期的に見れば今回出る補助金と払わなくて済んだ冷暖房費で工事費をペイできるのではないでしょうか。
内窓設置がオススメの理由
対象工事は「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」の3つになりますが、弊社としては内窓設置をおススメしております。
内窓設置とは既存の窓の内側にもう1つ窓を設けることです。
おススメの理由としましては前述のメリットに加えて以下の点にあります。
・1箇所あたりの設置工事時間が短い
・1枚あたりの補助額が大きい
・外窓交換と比べて施工費が抑えめ
・防音性に優れる
・結露が発生しにくい
・防犯性の向上
外窓交換と比べると設置にかかる工数が少ないため、設置時間は短くて施工費も抑えめになっています。
また内窓は既存窓との二重窓になることで空気の層が生まれて防音性を高めてくれます。
結露に関しても空気層があるおかげで内窓側が冷えにくくなり発生を抑えてくれます。
そして窓が2重になることで防犯性も得られるのです。
最後に
「夏場に冷房をかけてもなかなか冷えない…」「冬場に暖房をかけても冷気が流れてくる…」というような方はかなりいらっしゃると思います。
どんなにいいエアコンを購入しても窓の断熱性と遮熱性を高めなくては効率が悪いままです。
補助金が多く出る今が窓を変えるチャンスなのでこの機会に是非検討されてみてはいかがでしょうか!
弊社では無料でお見積りをお作りいたしますのでお気軽にご相談ください!