LIXILの新システムバス「リデア」と補助金のご紹介
こんにちは!今回はLIXILが4月から販売している「リデア」というシステムバスを遅ればせながらご紹介いたします。
この「リデア」は3月以前まで販売されていた「アライズ」の後継シリーズとなります。
グレードごとの比較を行い、アライズから何が変化したのかをご紹介していきます。
まずはグレードに関しての変化です。
「アライズ」はグレードが上からK・M・Z・E・Cの5タイプの展開でしたが、
「リデア」はH・B・M・Cの4タイプに変更となりました。
価格は以下の通りで上が「アライズ」、下が新商品の「リデア」になります。
アライズのK →リデアのB
アライズのM・Z →リデアのM
アライズのE・C →リデアのC
細かいところでは違いますが、このように置き換わったとお考え下さい。
Hタイプは以前のアライズにはないタイプなので後々ご紹介いたします。
このように比較するとリデアの方が価格が高くなっています。
その理由としては昨今の原油価格高騰による値上げもありますが、
標準仕様に指定されている設備や機能がアライズに比べて良いものになっていることもあります。
ではどのようなところがアライズに比べて良くなったのかを次にご紹介いたします。
まずはシャワーヘッドの変更です。
アライズのK・Mタイプはスイッチ付エコアクアシャワーを標準仕様としていましたが、
リデアのH・B・Mタイプはスイッチ付エコアクアシャワーSPAを標準仕様としています。
このエコアクアシャワーSPAは、以前のエコアクアシャワーの特徴である超節水性はそのままに
シルクミスト・パワーマッサージ・アクアスプレーの3つの吐水ができるよう改良されたLIXILの新商品です。
また、アライズのE・Cタイプはエコフルシャワーという普通のシャワーヘッドでしたが、
リデアのCタイプはエコアクアシャワーを標準仕様としています。
次に照明の変更点をご紹介いたします。
アライズはK・M・Zタイプがコーナーパネルライト、E・Cタイプがネオサークル照明が標準仕様でした。
一方でリデアは全タイプが新商品の「パネルダウンライト」を標準仕様としています。
以前のコーナーパネルライトやネオサークル照明は一か所から部屋全体を照らしていましたが、
新商品のパネルダウンライトは2か所から照らすため明るさが向上しています。
また、パネルダウンライトは照明光色を電球色と昼光色から選べます。
照明光色が違うだけで浴室空間の見え方はかなり違うため、浴室空間作りの選択肢が広がりました。
最後に壁パネルの変更点をご紹介いたします。
アライズ
リデア
かなりの数があるので比較が難しいですが、アライズに比べてリデアはつや消しが多くなっています。
これは昨今の流行によるものだそうで、鏡面よりもつや消しを好むお客様が増えたためだそうです。
鏡面よりもつや消しの方が照明の反射を抑えられるので、落ち着いた浴室空間を作りたいというお客様にとっては喜ばしい変更だと思います。
またパネルセレクト時の価格設定が以下のように変更となりました。
アライズ
リデア
画像を見ると分かるように、リデアにはグレードによる価格上下の差異がありません。
全てのタイプでアクセントパネルはハイクラス、ベースパネルはベーシッククラスのアクセント張りを標準仕様としています。
目に見える変更点は以上の三点になります。
次にリデアから追加された新コンセプトであるHタイプをご紹介いたします。
このHタイプはシャワー浴を好む方向けのタイプになります。
特徴としてはLIXILの新製品「ボディハグシャワー」が標準仕様となっていることです。
このボディシャワーは10個の吐水ノズルを搭載しているのでお湯が全身を包み込み、
5分の入浴で全身を温めることができるのです。
「時間がもったいないから普段はシャワー浴にしてるけどしっかり温まりたい…」
そんなお客様にはうってつけの製品になっていると思います。
またこのボディシャワーはお風呂を沸かすよりも水やガスの使用量が少ないので節約にも繋がります。
また、Hタイプにはオプションでオーバーヘッドシャワーがあります。
このデザインのオーバーヘッドシャワーはHタイプ専用オプションになっています。
シャワー浴をより楽しみたい方におすすめのオプションになっております。
※このHタイプは6月からの販売となっております。
次にリデアからオプションで選択可能になった「おそうじ浴槽」のご紹介です。
予め洗剤を入れておけばスイッチを押すだけで浴槽のお掃除を自動でしてくれる優れものです。
また排水栓の開け閉めと湯張りも全て自動なので余計な手間が一切かかりません。
このお掃除浴槽はH・B・M・Cの全タイプで選択可能です。
お値段は張りますが、それ以上の快適さを与えてくれるのは間違いないです。
最後に以前の記事でもご紹介した「こどもみらい住宅支援事業」による補助金に関するご案内です。
なぜ今回もう一度この制度を紹介するのか。
それは「ユニットバスリフォームは補助金支給条件をクリアしやすいから」です!
その理由を今から説明いたします。
まずは下の表をご覧ください。
表が必須工事と任意工事に分かれていると思います。
補助金を貰うためには必須工事の中から1つ以上工事を行い、かつ補助額が合計5万円以上になるように1回のリフォームで複数の工事をしなければなりません。
この2つの条件がネックで、どちらか一つは達成してるけどもう片方ができないせいで補助金対象にならないというケースがかなり多いです。
しかしユニットバスリフォームの場合は、リフォームをしたお客様の多くがお選びいただく2つのオプションを加えることでこの条件を達成できてしまうのです。
それでは今回ご紹介したユニットバス「リデア」をモデルにどのようなオプションを選択すればいいのかを見ていきましょう。
取り付けるタイプは装備グレードが一番標準的なCタイプとします。
現在お使いのお風呂が「ユニットバス」の場合、対象工事とその補助額は以下の2つです。
①高断熱浴槽 | 24000円 |
②節湯水栓 | 5000円 |
合計 | 29000円 |
次に現在お使いのお風呂が昔ながらの「在来浴槽」の場合、対象工事とその補助額は以下の4つです。
①高断熱浴槽 | 24000円 |
②節湯水栓 | 5000円 |
③段差解消 | 6000円 |
④外窓交換 | 14000円 |
合計 | 49000円 |
在来浴槽の場合多くが脱衣場と浴室に段差があるというのと、既存の窓を利用するのが難しいので③と④が加わっています。
①高断熱浴槽は必須工事なのでどちらも条件の1つはクリアできています。
しかしもう1つの条件「補助額合計5万円以上」はどちらもクリアできていないため追加でオプションを選択することになります。
対象工事になるオプションとその補助額は以下の2つです。
①浴室乾燥機 | 20000円 |
②手すりの設置 | 6000円 |
合計 | 26000円 |
既存が「ユニットバス」の場合両方を選択、「在来浴室」の場合どちらか1つで「補助額合計5万円以上」の条件を達成できます。
オプションを選択することでユニットバスの総額はもちろん高くなってしまいますが、
この2つのオプションは機能性や将来性を考えたら絶対につけておくことをおすすめしているオプションになります!
また先ほどと重複してしまいますがユニットバスリフォームをするお客様の多くがこの2つのオプションは選択されています。
このようにユニットバスリフォームであれば、ユニットバスリフォームに含まれる工事だけで「こどもみらい住宅支援事業の補助金」を受け取ることが可能です。
多くのお客様にこの補助金を受け取ってほしいのですが、「こどもみらい住宅支援事業」は期限と予算の決められている制度です。
今現在お風呂のリフォームをお悩み中の方はこの機会を逃すことのないよう決断を急いだ方がいいのかもしれません!